ただ真っ直ぐに 生きる。 精一杯、信じる道を歩み、 時にまた走る。 希望を叶えたり、時に苦い経験をして、 重厚な年輪は刻まれて行く。 … 大事なものを失って、深い傷を負って、 それでも前を向いて。 命ある限り… 続きを読む STORY 04-1
タグ: biography
佐野貴史の自叙伝としての文章である事を指すタグです。
STORY 03-1
憧れの都市 40歳の時、東京へ移住した。 練馬区に住み、必死に働いた。 どうしたら上手く行くのか、 模索していた。 だからこそ、多くの事を学んだ。 孤独を感じる暇などなく、 激流の中、喰らい付いていた。 鮮明に覚えている… 続きを読む STORY 03-1
STORY 03-2
エビデンス 東京は人の渦。 そこで暮らすには、 流されない自分が必要だと悟った。 もう一度、戻る。 これからの自分の人生は、あの街にある。 だから今、必然的に動いている。 冷静に着実に。
STORY 02-1
ガムシャラに 独学で、音楽と歌を学んだ。 発声方法、体の仕組み、鍛え方、 メンテナンスの方法など。 本をよく読んだが、 それ以上に カラオケボックスで歌い続けた。 何かが足りなかった。 それは… 人に頼り、学… 続きを読む STORY 02-1
STORY 02-2
怖いもの知らず とにかく歌い、踊り続けた。 必死にもがき、 暴れ、 叫び倒し、 目一杯の声を出し続けた。 音。 歌声も他の楽器と同じように、 その音色が、美しいからこそ、 多くの人が聴いてくれる。 それ以外はない。 &#… 続きを読む STORY 02-2
STORY 02-3
終演 手術により体は回復し、 身を持って大切な事を学んだ。 自分がなんなのか、改めて知った。 音楽、歌、ダンス、そして人。 出来る事、やるべき事、必要な事。 真剣に向き合う事。 手遅れでも、投げ出さない事。 20年もの時… 続きを読む STORY 02-3
STORY 01-1
経験 大学3年次の初夏、 それまで順調だった大学生活は一変した。 ある日、同じ地元出身だと言う一人の男が 近づいて来た。 彼に誘われ、あるビジネスに手を出した。 かなりの時間とお金を浪費し、 生活が酷く乱れた。 結果、体… 続きを読む STORY 01-1
STORY 01-2
社会 漫画家を目指す傍ら、 フリーター生活の中で、 現実が身に染みた。 大学を卒業した知人・友人達は 会社員となり、結婚をして、 社会人として真っ当な道を歩んでいた。 自己嫌悪から情熱は冷め、 漫画を描く事をやめた。 な… 続きを読む STORY 01-2
STORY 01-3
俳優 仕事は順調だったが、 プライベートに不満があった。 結婚相手がいなかった。理想が高く、 交友関係がさほど広くないのが原因だった。 そのフラストレーションは、 また別の夢へと気持ちを走らせた。 「俳優養成所」。 街で… 続きを読む STORY 01-3
STORY 01-4
そして、音楽へ カラオケ機器の ルート営業の仕事をしながら、 俳優養成所に通った。 でも、現実は甘くなかった。 次第に長時間労働を要求され、 自由な時間など無くなった。 養成所に通う気力は無くなり、 あっさりと退所した。… 続きを読む STORY 01-4
PROLOGUE 01
幼少期 工作が好きだった。 特に粘土細工に夢中だった。 絵を描く事も好きで、 校内・市内で評価を受けた。 運動はマラソンが得意で、 小学校のマラソン大会では、1位だった。 勉強でも負けず嫌いの性格が功を奏し、 順調に進学… 続きを読む PROLOGUE 01
PROLOGUE 02
思春期 中学時代は、映画や小説が好きだった。 特に同世代の主人公が登場する 「物語」が好きで、 オリジナル小説を書き上げ、 友達に読んでもらったりした。 相変わらず、恥ずかしがり屋な性格で、 好きな女の子には、照れ隠しか… 続きを読む PROLOGUE 02
PROLOGUE 03
青春時代 高校は進学校へ進み、 出来るだけいい大学へ行く事が目標だった。 しかし、高校2年生の時、趣が変わった。 芸術への憧れから、 芸大・美大を第一志望とする様になった。 受験対策の為、絵画塾に通い、 1年間の猛勉強を… 続きを読む PROLOGUE 03